スコッチグレインの革靴 しみを取る

おはようございます。
昨日、スコッチグレインHA-756のプレメンテを行いました。

レザリアンで拭き取りをおこなったのですが、レザリアンをウエスに取って右足を拭き取りながら、
左足にレザリアンを直接垂らしてしまったのです。

右足の拭き取りが終わって、左足を見ると、
結果は…ご覧の通りです。

しみを作ってしまいました。

時間が経ち乾燥すれば消えると思ったのですが、消えませんでした。
このような場合は、ウエスに取ってしっかり馴染ませてから作業をすべきです。
常識ですね。

水洗いをすることにしました。

[エムモゥブレィ] M.MOWBRAY サドルソープ

  • 原産国/地域: イタリア
  • メイン素材: ナイロン
  • サイズ(約):幅8.5×奥8.5×高4.5cm
  • 容量(約):125ml、原産国:イタリア

雨ジミ・塩フキ・靴の型崩れの際に最適な、元祖革靴のクリーニング用石鹸です、「クリーニングスポンジ」でシミができている部分を広げる要領で、靴全体を均一に湿らせて下さい。
濡れて無い部分がないように全体をきちんと湿らすのがポイントです。
「クリーニングスポンジ」または「クリーニングブラシ」で「M.モゥブレィ・サドルソープ」を泡立て、クルクルとクリーニング。
最後は表面に残っている泡と汚れをスポンジで取ります(気持ちサドルソープの成分が表面に残る位で大丈夫です)
シュートリー(キーパー)で形を整え、陰干しで半日~1日乾燥させる。
するとシミや塩浮きは取れて、革もしっとり! 本当に革靴が生き返ったように元気を取り戻し、長持ちもするのです。

ブランド紹介

M.モゥブレィシュークリームは靴の歴史が長く、文化として根付いている欧州の伝統的製法とノウハウを今に伝える本格的靴クリームです。

このシュークリームの特長は優れた浸透性により、潤いと栄養を与え、靴を長持ちさせる高い品質にあります。

そして、同時に重厚感のある光沢、シルキータッチななめらかさと伸び、しっかりとした補色力といった使用感のよさとフィニッシュ(仕上り)が、プロや愛好家に支持され人気を博している理由です。

製造は熟練の職人によって調合がなされ、さらにビンへの充てんも125つ彼らの厳しい目でチェックをしなが覚がM.モゥブレィシュークリームの最大の特長です。

しかしハンドメイド的な製法であるがために、M.モゥブレィのシュークリームは大量生産ができません。

近年では大型設備によって量産された、無機的で味気ない靴クリームが多い中、M.モゥブレィ・シュークリームは、昔ながらの伝統的製法を堅持し続けています。

そして「クオリティ(品質)を常に向上したい」という伝統と向上心はブランドの誇りとこだわりです。

純粋に「靴を大切にして欲しい」とう職人たちの気持ちが、このクリームに込められています。

M.モゥブレィのシュークリームは品質・伝統・精神を現代に受け継いだエキスパートなシューケアブランドです。

サドルソープを泡立てて、優しく洗います。
泡立てた泡で包みこんで、泡で洗う感じです。
あくまでも優しく洗います。

きれいになりました。

洗い終わって、ファンで風を当てながら陰干ししました。
型くずれしないようにシューキーパーも入れます。
ある程度、乾いてきた時を見計らって、デリケートクリームを浴びせるように補給します。
洗ったあとの革にぐんぐん染み込んでいきます。
また、乾き具合をみて更にデリケートクリームを追加します。

ほんの少し、洗ったほうの色が薄くなりましたが、
きれいに戻ってホッとしました。

クリーナーなどを使用するときには、必ずウエスに取って十分馴染ませてから使用するようにしましょう。

もし。染みができてしまった時は、クリーナーなどを使うよりも水洗いしてしまうのが、近道かと思います。

ありがとうございました。